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企業がITを利用するのは当たり前となっている時代ですので、ITは欠かせない基礎スキルの一つです。どんな職種でもITの基礎知識を幅広く身に着けておくことが重要です。

試験概要

ITパスポート試験は、通称「iパス」と呼ばれ、すべての社会人・学生が備えておくべきITの基礎知識を保有することを証明できる国家試験です。

あらゆる業種の職業人が最低限備えておくべきITの基礎知識を測り、ITを活用できる人材を育成することを目的として、平成21年4月から初級システムアドミニストレータ試験に代わる試験として開始されました。

ITパスポート試験の受験資格に年齢などの制限はなく、就職前の学生や内定後の新社会人をはじめ、あらゆる職種・業種の人たちがスキルアップを図るために受験をしています。

2011年度からはCBT(Computer Based Testing)方式に切り替わり、受験者が受験会場、日時、時間帯を選択できるようになりました。

毎年6万人以上が受験し、およそ2万5000~3万人が合格しています。
合格率は40%代となっており、ITスキルを学ぶ最初の受け口として最適な資格といえます。

ある程度時間をかけて勉強をすれば、独学でも十分取得可能な資格です。

取得するメリット

ITパスポートを取得するメリットは、主に以下の2つです。

幅広い分野の基礎知識を取得できる!

ITパスポート試験は、システム開発やコンピュータシステムなどITエンジニア向けの問題だけが出題されるわけではありません。

経営戦略、マーケティング、財務、法務など経営全般に関する知識やプロジェクトマネジメントの知識など、IT社会で働く上で必要となる幅広い分野の知識をバランスよく習得することができます。

就職、進学に有利!

ITパスポートは国家試験ですので、もちろん面接の履歴書に書いて、スキルをアピールすることができます。資格は、他の人と差別化を図る材料となるため、就職・転職に有利になります。

最近では、新卒採用時のエントリーシートで、ITパスポートの合格やスコアを確認する企業が増えているそうです。また、ITパスポートに合格していることを条件に、入試優遇措置や単位認定を行っている大学が多数あります。

活用事例は公式サイトにご確認ください。

企業によっては資格手当がある!

企業では資格取得者に対して、資格手当てを設けているところがあります。
管理人が務めている会社では、奨励金制度というものが存在し、ITパスポート試験に合格すると1万円が支給される制度があります。
資格が昇給・昇進に影響する企業もあるので、取得しておいて損はありません。

情報処理技術者試験の体系

情報処理技術者試験には、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験など複数の試験区分が存在します。ITパスポート試験は、最も易しいレベル1に定義されています。
レベル4は最も難易度が高く、高度試験と呼ばれています。

共通キャリア・スキルフレームワーク資格名
レベル1職業人に共通に
求められる基礎知識
ITパスポート(IP)
レベル2基本的知識・技能基本情報技術者(FE)
レベル3応用的知識・技能応用情報技術者(AP)
レベル4高度な知識・技能ITストラテジスト(ST)
システムアーキテクト(SA)
プロジェクトマネージャ(PM)
ネットワークスペシャリスト(NW)
データベーススペシャリスト(DB)
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES)
情報セキュリティスペシャリスト(SC)
ITサービスマネージャ(SM)
システム監査技術者(AU)

試験会場

ITパスポート試験は全国各地の試験場で随時開催されています。

ITパスポート試験の試験開催状況はこちらで確認できます。