IT入門者は、ITパスポートとMOSのいずれかを最初に受験する人が多いそうです。
どちらもITに関連する資格ですが、資格の目的は全く異なります。

ITパスポートは、IT化された社会で働くすべての社会人が備えておくべきITや経営全般に関する基礎的な知識を持つことを証明できる国家試験です。ITに関する出題のみと思われがちですが、経営全般に関する知識も出題されるので、MOSより覚えることは多いです。

MOSは、Microsoft Office Specialistの略称で、エクセルやワードといったマイクロソフト製品の利用スキルを証明する資格です。アプリケーションの種類とバージョンによって試験内容が異なり、WordとExcelに関しては、スペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)の2レベルがあります。スペシャリストやエキスパートといわれると、難しそうなイメージがありますが、どちらも難易度は高くありません。

試験の方法は、どちらもコンピュータを使った試験ですが、出題形式は異なります。
ITパスポートは四肢択一で問題を解いていくのに対し、MOSは課題通りに操作できるかが問われる実技試験です。

【ITパスポートとMOSの違い】

ITパスポートMOS
資格の分類国家資格民間資格
出題内容ストラテジ系(経営全般)
マネジメント系(IT管理)
テクノロジ系(IT技術)
アプリケーションの種類とバージョンによって試験内容が異なる。
・Word
・Excel
・Outlook
・Powerpoint
・Access
出題形式四肢択一課題通りに操作する
受験資格特になし特になし
受験料5,100円(税込)2003・2010バージョン
・スペシャリスト(一般):
 1科目につき10,290円(税込)
・エキスパート(上級):
 1科目につき12,390円(税込)

2007バージョン
・1科目につき12,390円(税込)

ITパスポートは仕事をする上で必要となる基礎知識を学べる資格。
MOSはマイクロソフト製品の実務スキルを学べる資格。